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なぜ具だくさんの豚汁には「麦味噌」があうのか?

ふ〜ふ〜アツアツの豚汁は
栄養満点で体の芯からあったまる!

豚肉、大根、人参、ごぼう、などなど・・・
豚汁には、具がた〜くさん。
特に寒い日に、アツアツの豚汁は
たまらないですよね。

一年中温暖な”南国かごしま”では、昔から海で
採れた新鮮な魚介類や、豚肉や鶏肉などのお肉。
その他にも野菜をたっぷり入れた

「具だくさんの味噌汁」がとても好まれてました。

そのお味噌の中くさんの具から出た
『旨味』を引き立て、さらにおいしくする味噌。

それが南国鹿児島で昔から造られてきた短期熟成の麦味噌でした。

なぜ「麦味噌」しかも「短期熟成の麦味噌」が合うのか

ご存知のようにお味噌は「大豆」と「塩」、そして「米または麦」
から出来てます。この量がどれくらい入ってるかがポイントなのです。
米または麦は『でんぷん質』となります。
そしてこれらが『甘味の素』となるのです。

つまり 米や麦の量が多ければ多いほど『甘味が強い』
という事になります。

一般的な米みそと南国鹿児島の”麦味噌”を比べてみると、麦味噌
の方がなんと『4倍』もの量が多く使われているのです。
だから普通のお味噌汁にしても、麦の量がとっても多いため、
麦味噌の方が、でんぷん質の『甘味』がよく出てくるのです 。

お味噌を作る時の割合

つまりでんぷん質の量が4倍も多い

さらに豚汁の具からでた『旨味』がこの麦味噌の豊富なでんぷん質
の『甘味』と交わりあう為、具だくさんの豚汁には『麦味噌』
があうのです。

だから甘くて、具によく絡む
  また、お味噌は保存食という点からもわかるように、普通は6ヶ月以上寝かせて作ります。
しかし、この”麦味噌”は約1ヶ月という短期熟成で仕上がるのです。
その為口の奥に残る苦味や酸味が少なく、色の白いお味噌が出来上がります。

やわらかく蒸し上げた大豆のうまさと、
麦から出たでんぷん質の甘味が、
具の旨味をさらに引き立てます。

大豆にもひみつが指で軽くつまんだだけでつぶれるこの”やわらかさ”
大豆にもひみつが、指でつまんだだけで
つぶれるこの”やわらかさ”
だから具だくさんの豚汁には「短期熟成の麦味噌」が合うのです

お味噌汁の中に魚などの魚介類や、
お肉を入れると、かすかにその生臭さが
残ってしまいますよね。

普通麹は、低温でじっくり36時間か
けて作ります。
これが一般的なお味噌の”三日麹”です。
※36時間でも三日麹といいます。

それに対して南鹿児島の麹は、24時間
という短時間に、高温で一気に作り上げ
ます。そうする事によって、発熱量が多く
元気で、ぷ〜んと香り立つにおいの強い
麹が出来上がります。

毎日一つ一つ手に取り麹の出来を確認するみそ職人。
毎日一つ一つ手に取り麹の出来を
確認するみそ職人。
 


  これが全国でも珍しい二日仕込製法です
 
  つまり2日麹で作ることによって、麦のぷ〜んと香るにおいの強い
お味噌が出来上がるのです。その麹の香りが、『豚汁』や『アラ汁』など
  たくさんの肉や魚が入った具の臭みを取り、季節の野菜などを入れても、風味豊かに仕上げるのです。だから”2日麹麦味噌”は豚汁にあうのです。
   
  なぜ具たくさんの豚汁には麦味噌が合うのか?それは・・・香りが強い二日麹を使い、短期熟成で甘味を一気に引き出した麦味噌の甘味と香りが、コクのある豚汁には最適だからなのです。
 

※上記内容は、南国鹿児島の地で創業した、初代当主の時代から代々伝わってきた内容を基に、分かりやすく書いたものです。

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